三菱総合研究所が売上高100億円以上の国内企業を対象に実施したDX推進状況調査で、生成AIの業務利用率が45.7%に達し、前回調査の25.5%から20.2ポイント大幅に増加したことが分かりました。
調査では、企業のデジタル化の取り組みが二極化していることも明らかになりました。
単純なデジタル化にとどまる企業は売り上げ増やコスト削減の成果が限定的である一方、ビジネス変革に取り組む企業は想定通りの成果を出しているということです。

生成AIの主な用途は文章要約・翻訳、外部情報収集、社内情報検索が上位となっており、今後はマーケティングやセールスなど業務特化利用への移行が予測されます。同社は「AIファーストへのギアチェンジ」が企業成長の鍵になると提言しています。
