ビジネスの未来を変える生成AI、でも実際に使っている企業はたったの4分の1でした。
東京商工リサーチが実施した、全国6,645社を対象にした「生成AIに関するアンケート」によると、生成AIの業務活用を推進している企業は、わずか25.2%にとどまっていました。

一方で、半数を超える50.9%の企業が、まだ方針すら決めていない状況とのこと。
注目すべきは企業規模による格差です。
大企業では43.3%が活用を推進しているのに対し、中小企業では23.4%と、約20ポイントもの差が開いています。産業別では情報通信業が56.7%でトップ、農林漁鉱業は13.7%と、業界によっても大きな違いが見られました。 活用を推進する企業の93.9%が「業務効率の向上」を理由に挙げる一方、導入に踏み切れない企業の55.1%が「専門人材の不足」をネックとして挙げています。さらに43.8%が「利点と欠点を評価できない」と回答し、効果測定の難しさも浮き彫りになりました。