全国の地価平均が2年連続で上昇、その変動率は前年比プラス1.0%となりました。
特に、東京・大阪・名古屋の3大都市圏はプラス2.7%、地方圏も31年ぶりにプラス0.3%という結果に。
新型コロナウイルスの影響後の景気回復や観光客の復活が背景にあるようです。
商業地と住宅地、両方で上昇が加速。特に商業地は、プラス1.5%と2年連続で上昇、3大都市圏はプラス4.0%で、前年のプラス1.9%から上昇幅が拡大しました。
地方圏も4年ぶりにプラスに転じ、地方4市では大幅に上昇。観光地も回復傾向にあります。
商業地の最高地点は、18年連続で東京・銀座の「明治屋銀座ビル」。1平方メートルあたり4010万円となりました。