株式会社オーミヤは、製造現場の効率化を実現する新型の作業用手袋「ユビフィット」を2023年10月31日から発売予定であると発表した。この新型手袋は、指先に生地がフィットし、工場内の検品や組立作業を効率化することを目指している。
「ユビフィット」は、静電気や汚れを防止するために製造現場で使用される作業用手袋の一種だが、従来の作業用手袋とは一線を画す。従来の作業用手袋では、細かな部品をつまむ際に手のひらの生地が指先に余ってしまい、繊細な組立や検品作業の効率が落ちていた。
しかし、「ユビフィット」はこの問題を解決するため、手のひら部分の生地を無くす独自設計を採用。指先が常にフィットし、手の蒸れを気にせずに作業ができるようになった。さらに、伸縮性の良い生地と指先のラバーコーティングにより、素手感覚で作業ができ、部品落下による不良を防ぐ。
また、手のひら部分の生地が無いため、作業中に手袋を外さずに指先を簡単に外すことが可能となり、急な電話対応やタブレット操作、テープ止めなど、手袋を外す必要がある作業においても、手袋の脱着に手間取ることなく作業ができる。
このような特長により、「ユビフィット」は製造現場の生産性向上に大きく寄与すると期待されている。