東京都交通局は、駅の立地を活用した新たなサービスとして、スタートアップ企業のKeeylsが運営する鍵の受け渡しサービス「KEY STATION」を大江戸線の勝どき駅、月島駅、上野御徒町駅に設置することを発表しました。
「KEY STATION」は、鍵の管理、予約管理、本人確認の機能を一つに統合し、人と接触することなく鍵の受け渡しが可能なサービスです。デジタル技術を駆使して、「時間」と「場所」の自由を実現するというビジョンの元、人々が活き活きと働き暮らすためのラストワンマイルを実現するインフラを構築しています。
設置場所の選定には、駅周辺の環境が大きく影響しています。勝どき駅と月島駅は、周辺に大規模マンションが多く、家事代行サービス事業者からのニーズが高いため選ばれました。一方、上野御徒町駅は、オフィスやテナントの利用が見込まれるために選定されました。
「KEY STATION」は2017年にサービスを開始し、現在では駅やマンション、宿泊施設、コインランドリーなどを中心に全国130箇所以上に設置されています。今回の新たな設置は、そのサービスの更なる拡大を目指すもので、利用者の利便性向上に寄与すると期待されています。
導入駅及ご利用可能時間については、大江戸線勝どき駅、月島駅及び上野御徒町駅 は全日5:00~24:00。サービスの開始日は、上野御徒町駅では2023年10月24日、 勝どき駅と月島駅は2023年10月31日ともに始発からとのこと。