電通は6日、独自のAIペルソナシステム「AIQQQ TALK(アイキュートーク)」を刷新し、新たに「AI For Growth Talk」として本格運用を開始すると発表した。同時に、特定の業種・テーマに特化した「特化型AIペルソナ」シリーズを新たに開発したことも明らかにした。
特化型AIペルソナは、日用品から耐久消費財までの業種別ペルソナや、スポーツ・音楽など特定ジャンルの「推し活」ペルソナなど、従来のAIペルソナでは再現が難しかった特定領域に焦点を当てたもの。2025年5月に発表した「People Model」(独自の大規模調査データをLLMでファインチューニングし、1億人規模のペルソナを仮想再現するAIモデル)を基盤として開発された。

特化型AIペルソナを「AI For Growth Talk」に搭載することで、生活者のインサイト発見から、アイデア検証、施策立案・実行までを一気通貫で高速に行える環境を整備した。生活者の価値観や行動、趣味嗜好の細分化が進む中、精緻なインサイト探索が企業の競争力に直結するとの認識のもと、マーケティング活動の高度化を支援する。
電通は「AI For Growth」戦略のもと、人間の知とAIの知を掛け合わせて顧客や社会の成長に貢献することを目指しており、今回の取り組みはその具体的な施策の一つとなる。

