西川貴教氏、JPFサーフ執行役員に就任 滋賀の観光活性化へ新たな一歩

滋賀県草津市に本社を置く株式会社JPFサーフは12日、同社の執行役員に歌手であり滋賀ふるさと観光大使を務める西川貴教氏が就任したと発表した。これにより、同社が進める人工サーフィン施設を核とした観光開発と、西川氏が主催する「イナズマロック フェス」の連携が期待される。

烏丸半島に誕生する人工サーフィン施設

JPFサーフの親会社である株式会社JPFは、2024年3月に滋賀県草津市土地開発公社より烏丸半島中央部の観光集客施設事業の優先交渉権を獲得した。これを受け、JPFサーフを設立し、人工サーフィン施設を中核とする複合型観光施設の建設を進めている。

この施設は、世界的な造波装置メーカーであるスペインのWAVE GARDEN社と提携し、日本初となる最新の人工サーフィン施設を導入予定。片翼160メートルの大規模なサーフィンプールに加え、飲食店や商業施設、宿泊施設も併設される計画で、開業は2028年を目指している。

西川貴教氏は、滋賀県出身のアーティストとして知られ、2008年から滋賀ふるさと観光大使を務めている。また、同県で毎年開催される大型野外音楽フェス「イナズマロック フェス」を主催し、地域活性化に尽力してきた。

今回の就任について西川氏は、「微力ながら全力で取り組んでいきたい」と意気込みを語った。JPFサーフとの協力により、同フェスと新施設との相乗効果を生み出し、観光誘致を強化する狙いがある。

JPFサーフでは現在、出資・協賛企業の募集を進めており、官民一体となった地域活性化の取り組みに注目が集まる。

関連記事

最新ニュース記事

  1. 日本人の“パスワード使い回し問題”から考えるデジタル社会の危うさ

  2. DeNA、AIエンジニア「Devin」日本展開

  3. メルカリ、購入代金と販売利益を全額補償へ 「全額補償サポートプログラム」開始

  4. ニュース離れが広告収益を直撃 “情報回避”18% 30代メディアシフトがビジネスモデルを揺らす

  5. LINEヤフー、飲食・理美容業界DX支援で新会社設立 店舗DXをLINEで加速

  6. Amazon、夜間注文翌朝配送を2025年中に全国拡大 配送拠点「デリバリーステーション(DS)」を全国6カ所に新設

  7. アンティルがAI広報DXサービス「PRai」開始 月額39万円

  8. 日経BPが「日経Gaming」創刊 ゲーム産業のビジネスモデルと世界市場33兆円に迫る影響力

  9. DMM×abceed提携 映画やドラマで学ぶ「abceed for DMM」開始 月額400円

  10. TikTok Shop日本上陸 動画から購入までアプリ内で完結

365AIニュースセンター最新記事

  1. 不登校からの復学へ!お子様の心を動かす7つのきっかけ

  2. 入学できないことも?「フリースクール入学拒否問題」の現実とその対処法

  3. フリースクール中学校・通信制高校生の卒業後の進路:進学以外の就職という選択肢

  4. 中学生の不登校、30万人突破 – 教育現場の危機と新たな希望

  5. 【専門家が伝える】不登校のお子様を持つ親御様の「心の荷」を軽くする5つのヒント

  6. 不登校脱出への道?フリースクールの魅力と注意点-親子で考える新たな一歩-

  7. Amazonが「プライムデー夏祭り」を六本木で開催!

  8. 甘いとうもろこしとフライドチキンの絶妙コンビ。夏限定!「もろこしチーズバーガー」新登場