Googleは2026年4月9日、AI機能を搭載した新しい金融情報サービス「Google Finance」のグローバル展開を開始した。今後数週間で日本・オーストラリア・ブラジル・カナダ・インドネシア・メキシコを含む100カ国以上に順次展開し、各地域の言語に対応する。
新しいGoogle Financeの中核をなすのは、AI駆動の調査機能だ。市場全体の動向から個別銘柄に至るまで、自然文で質問すると包括的なAI回答が関連リンクとともに表示される。すでに米国とインドで提供されていた既存サービスを再構築したものであり、投資判断に必要な情報へのアクセスを大幅に簡素化している。

チャート機能も大幅に強化された。移動平均エンベロープやローソク足チャートなどのテクニカル指標を切り替え表示できる高度なビジュアライゼーションツールを新たに搭載。情報提供面では、刷新されたニュースフィードに加え、コモディティ(商品先物)と暗号資産のデータも拡充し、リアルタイムの市場動向を追跡しやすくしている。
さらに企業決算への対応として、決算発表をライブ音声で聴取できる機能を実装した。同期した文字起こしと、AIが生成したインサイトを組み合わせることで、発表内容の迅速な把握を支援する。機関投資家だけでなく個人投資家の情報格差を縮める取り組みとして注目される。
https://blog.google/products-and-platforms/products/search/google-finance-expansion/

