不快な表現への苦情が急増中です!
日本広告審査機構が発表した2024年度の審査状況によると、まず、総受付件数は1万796件と例年並みでしたが、苦情の業種別ランキングで大きな変化が見られたとのこと。
これまで1位だった医薬部外品を抜いて、オンラインゲームが首位に。
2位には電子書籍・ビデオ・音楽配信が続いています。
最も深刻な問題として浮上したのが、性的・暴力的な広告表現への苦情の急増です。
インターネット上で705件もの苦情が寄せられ、その多くが子どもの目に触れることへの懸念を含んでいました。

オンラインゲームでは前年比162.5%、電子コミック関連では155.0%の大幅な増加となっています。
この結果を受けて、JAROは広告主4社に情報提供を行い、業界団体にも改善を求めました。 デジタル時代の広告表現のあり方が今後大きく見直されることが期待されます。