株式会社鈴木楽器製作所は、口だけで演奏可能な新型楽器「マジックホイッスル」を開発し、2023年11月8日よりクラウドファンディングサイトMakuake(マクアケ)にてテスト販売を開始したことを発表しました。
この「マジックホイッスル」の特長は、指を使わずに口だけでメロディを奏でることができること。
演奏者は口に咥え、舌を吹き口に入れて密閉空間を作り、息を吹き込むことで音を出すことができます。
舌を前後に動かすことにより、1〜2オクターブの間で音程(ピッチ)を変化させることが可能です。
開発の経緯については、「運指や呼吸法を覚える必要なく感覚的に演奏できる楽器の開発」を目指し、口腔内を共鳴器として利用する「口笛」から着想を得たと述べています。
今後の展開について、同社はMakuakeでのテスト販売を通じて、まずは楽器に触れることの少ない方にも興味を持ってもらうことを目指しているとのこと。
テスト販売終了後の2024年1月には通常販売も予定しているとのことです。