スロートラベルが家族旅行にも浸透
今年の年末年始は最大9連休となる見込みで、SNSなどで「奇跡の9連休」として話題を呼んでいる。この貴重な連休を家族でどう過ごすかについて、クラシエ株式会社が調査を実施した結果、多くの家族が旅先でのんびりとした時間を求めていることがわかった。
調査結果、7割が“のんびり派”、温泉やホテル滞在を重視
全国の20~60代男女500名を対象に行われた調査では、回答者の約7割が「旅先でもゆっくり過ごしたい」と答えた。具体的には、「ホテルや旅館でくつろぐ」(60.0%)、「温泉施設でリラックスする」(41.6%)といった滞在型のアクティビティが上位を占めた。これは、年末年始の喧騒から離れ、家族全員でリフレッシュしたいという考えを反映していると思われる。
また、近年注目されている『スロートラベル』の要素も、家族旅行に取り入れられていることが判明。44.0%が「自然や風景を楽しむ」、29.0%が「史跡を訪れて歴史に触れる」と回答しており、忙しい日常を忘れ、目的地にじっくりと滞在するスタイルが家族旅行でも支持を集めている。
家族旅行の課題?
家族旅行は楽しみが多い一方で、特有のトラブルも見られる。調査では、「費用がかさむ」(50.2%)や「荷物が多くなる」(36.8%)が主な悩みとして挙げられた。また、「環境の変化で眠れない」(13.0%)や「移動中の子供のぐずり」(8.2%)も一定数が経験していると答えており、事前の準備や配慮が重要といえる。
こうした課題に対応するため、クラシエは旅行中の負担を軽減するアイテムを提案している。たとえば、携帯に便利なスキンケアセットや、疲労回復に役立つ入浴剤などがその一例だ。
年末年始は“癒し”の家族旅行を
9連休は、多くの人にとって貴重な家族との時間を満喫する絶好のチャンス。家族全員が満足できる旅行プランを立てるには、観光地巡りだけでなく、宿泊地でゆっくり過ごす時間を確保することが重要だそうだ。
特に、地元の食材を使った料理や名産品の購入は、手軽に『スロートラベル』を体験できる方法だ。年末年始の旅行計画には、家族全員で心身のリフレッシュを図る滞在型の旅行スタイルを取り入れてみてはいかがだろうか。