メンズシェーバー市場が急成長している。2030年までに世界市場規模が12億390万米ドルに達すると予測されるほどの勢いだ。
9月には世界売上No.1の男性用シェーブケアブランド「ジレット」電動シリーズがリニューアルした。
筆者も普段から愛用しているため、実際の使用感をもとに詳しく紹介したいと思う。
進化する電動シリーズ、リニューアルで登場
P&Gジャパン合同会社は2024年9月19日、「ジレット」電動シリーズのパッケージをリニューアルした。同時に、人気商品『ジレットラボ 角質除去バー搭載』の新色『ネオンデザイン』も発売した。
電動シリーズの特徴は、1秒間に100回振動する摩擦軽減モーター。これにより、カミソリと肌の摩擦を軽減し、ひりつき感を抑えながら深剃りを実現するという仕組み。肌への負担を減らしつつ、剃り残しのない仕上がりになる。
筆者も実際に使用しているが、長いヒゲでも引っかかることなくスムーズに剃ることができ、顎下やエラ周りのヒゲも、円形の角度調整がしっかり機能するため肌に負担をかけずに深剃りができる。
角質除去、ツルスベ肌が続く新技術
新発売の『ジレットラボ 角質除去バー搭載 ネオンデザイン』は、角質除去バーという新技術を採用し、角質に埋もれた生えかけの髭まで剃り落とすことが可能になったとのこと。効果は長時間持続し、シェービング後8時間経っても滑らかな肌が続くという。
P&Gの調査によると、多くの男性が肌トラブルを抱えており、肌にやさしいカミソリを求めているという結果が出ている。また、夕方になると髭がざらつき、人と会うのが気になるという声も。こうしたニーズに応える形で開発された新製品だ。
ジレットは120年以上にわたり、精密な技術による優れた製品を提供し続けてきた歴史あるブランド。世界中で7億5千万人以上の男性に愛用されている。
男性の美容意識が高まる現代。シェーバー市場の拡大と共に、より快適で肌にやさしいシェービングを求める声は今後も増加していくことだろう。
ライター / 吳安山