牛乳などの飲料・食品用紙パックを製造する日本テトラパック株式会社は4日、イベント『ずっと張り込み続けられる牛乳冷蔵不要のロングライフ牛乳のひみつ〜定番「牛乳&あんぱん」について、その道のプロに聞いてみた〜』を開催した。
ゲストには、長年刑事役を務めてきた俳優・柳沢慎吾氏が登場。ロングライフ牛乳の魅力を語るトークショーに加え、張り込みから突入までを再現する実演も行われた。柳沢氏は「僕も刑事ドラマをたくさん観てきて、捜査には時間がかかるじゃないですか。すると車内で牛乳とかパンを食べているイメージはよくありましたね」と語った。

実際に張り込みの現場でどうだったのか、元徳島県警捜査一課警部の秋山博康氏に話を聞くと、牛乳とあんぱんの組み合わせはほとんどなかったという。理由は牛乳の温度管理が難しく、体調を崩す恐れがあるからだそう。

しかし管理栄養士の小山浩子氏は、栄養価の高い牛乳とあんぱんを組み合わせることで腹持ちが良くなり、集中力が続くと解説。秋山氏も「張り込み中は体力・時間勝負のため、素早く簡単に栄養補給できることが大事」とコメントし、「牛乳&あんぱん」は実は理にかなった組み合わせであることがわかった。

そのような中、突然サイレンが鳴り響き「立てこもり事件が発生」との報告が入る。柳沢氏は「こちら立てこもりの事案が発生した。容疑者は人質を1人とって立てこもっている模様。捜査員30名にはあんぱんとロングライフ牛乳を支給せよとのこと」とユーモラスに応答。

会場は緊迫感と笑いが交錯する雰囲気に包まれ、実演は犯人逮捕で無事幕を閉じる。柳沢氏は「これ、お稽古1時間もやったんですよ。ちょっとお腹空いてきちゃったな」と苦笑し、張り込みの過酷さが垣間見えた。

持ち運びにも便利なロングライフ牛乳
ロングライフ牛乳は、通常の牛乳が冷やせる環境でしか持ち運べないのに対し、滅菌処理した牛乳を滅菌した紙パックに充填しているため完全無菌。常温で約4か月と長期保存できるため、野外や緊急時でも安心して飲める。光や酸素を通さない6層構造のパッケージによって、味も変わらないのが特徴だ。

常温保存可能な牛乳を自宅以外で活用したいかという内容で主婦300人にアンケートを行ったところ、ランチや間食時に職場にストックしておきたいと考える人の割合は65%以上という結果に。また、運動後に飲むためや子どもとの外出に持参したいとの声が目立った。

柳沢氏も「ロングライフ牛乳は知らなかったですね。常温で大丈夫なんでしょう?牛乳は冷やして飲むイメージがありましたから」と驚きを隠せない様子。日本テトラパック株式会社の山口氏は「本当に利便性の高い、いろんな場所に持ち運びできる容器ですので、ぜひたくさんの人に飲んでいただきたい」と呼びかける。

最後に柳沢氏は「ロングライフ牛乳を飲んで、まだまだ暑いけど頑張りたいと思います」と締めくくり、イベントは幕を閉じた。

季節を問わずに持ち運べるロングライフ牛乳をぜひ活用し、栄養補給に役立ててほしい。