Appleが新しいMac miniを発表した。従来のモデルから大きく進化し、サイズは半分以下の12.7センチ四方になった一方で、処理性能は大幅に向上している。新型プロセッサーM4とM4 Proを搭載し、11月8日から販売開始となる。
小型化と高性能を両立
新型Mac miniは、最新のM4チップを搭載することで、前モデルと比べてCPU性能が1.8倍、グラフィック性能が2.2倍に向上した性能。同価格帯の一般的なWindowsデスクトップパソコンと比較すると、サイズは20分の1でありながら、最大6倍の処理速度を実現したもの。写真編集やゲーム、音楽制作など、様々な用途で高い性能を発揮する性能。
環境に配慮した製品設計
Appleとして初めてカーボンニュートラル(二酸化炭素の排出量実質ゼロ)を達成したMac製品。筐体には100%リサイクルアルミニウムを使用し、製造時の電力は100%再生可能エネルギーで賄うなど、環境への配慮を徹底した取り組み。パッケージにはプラスチックを使用せず、すべて繊維素材で作られた環境配慮型。
製品の特徴として、前面には2つのUSB-Cポートとヘッドフォン端子を配置。背面にはThunderbolt 4/5ポートを3つ搭載し、複数のディスプレイ接続にも対応した仕様。また、新しい人工知能システム「Apple Intelligence」を搭載し、文章作成支援や音声操作などの機能を提供する設計。
価格は16GBメモリ搭載モデルで94,800円から。
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