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ニシキヤキッチンと豊成小学校が企画開発!小学生のアイディアから生まれたオリジナルカレー

情報提供者
株式会社にしき食品
Published by
編集部

NISHIKIYA KITCHEN(ニシキヤキッチン)は、豊島区立豊成小学校と共に「学校のカレープロジェクト」を開始しました。
このプロジェクトでは、食育の一環として、レトルトカレーの企画開発やパッケージデザイン等を学びます。
完成したカレーは豊成小学校の全児童にプレゼントされる予定です。
なお、プロジェクトの進行はプレスリリースで発信を予定しています。

■学校給食のはじまりは約130年前

日本の学校給食は1889年、山形県鶴岡市の小学校で始まったことが起源とされ、全国に広まったのは戦後の昭和初期~中期。
昭和中期~後期にはカレーがメニューに加わり、1976年の米飯給食が正式導入されたことでカレーライスが登場しました。

■全国で一斉に給食カレーが提供されたのは、約40年前

1982年、学校給食の35周年を記念し、社団法人全国学校栄養士協議会が1月22日をカレーの日と制定しました。
この日、全国の小中学校でカレーの給食が提供されてから現代に至るまで、子供たちに大人気のメニューとなっています。

■学校のカレープロジェクトはじまりのきっかけ

豊島区立豊成小学校は、SDGsに関する授業を積極的に行っている学校で、ニシキヤキッチンの会長兼社長の菊池が、2022年9月にレトルト食品についての講演会をしたことが最初の出会いです。
その講演会の中で「カレーの案を送ってくれたら、実際に商品にする!」という菊池の発言をきっかけに、豊成小学校から約100種類のカレーのアイディアがニシキヤキッチンに寄せられ、これを元に「学校のカレープロジェクト」が始まり、レトルトカレーを作る取り組みが始まりました。

■学校のカレープロジェクトでは子どもたちの食育につながる授業を実施


学校のカレープロジェクトでは、商品の企画から味決定、パッケージデザイン等、一連の商品づくりのプロセスに小学生たちが参加しています。
「レトルト食品って何?」という基本的なところから始まり、一緒に学んでいきました。
子どもたち自身も、自主的にカレーやスパイスの知識を深め、ニシキヤキッチンについても興味を持って調べています。
授業が進むにつれて、子どもたちの発言はより深いものとなり、鋭い意見が飛び交うようになってきたとのことです。
このプロジェクトは、子どもたちが「レトルト食品ができるまで」を理解し、食に対する興味や理解を深めるためのもので、実践的な学びの場となっています。
ニシキヤキッチンと小学生たちが一緒に商品を作り上げることで、子どもたちの創造力や問題解決能力も育てられることでしょう。

■「こんなカレーがあったらいいな」を2品選抜
このプロジェクトは、豊成小学校の生徒たちが「オリジナルカレーを考えよう!」というテーマで提案した約100案の中から、小学校の学校選考を経て、12案が選抜されました。
その後、ニシキヤキッチンの商品開発部でも選考が行われ、最終的に2品が選ばれました。
小学生らしい発想のおもしろさを第一に、これまでの経験と技術を生かしながら、実現可能かどうかを検討しました。
今後、これらのカレーがどのように具現化されていくのか、その進展が待たれます。

(1) 豊島区立豊成小学校の学校のカレー
※品名は変更になる場合があります。

豊成小学校は自校給食で、スパイスをブレンドして給食カレーを作っています。まずはニシキヤキッチンの商品開発部のスタッフが豊成小学校に行き、カレーの作り方を見学するところからスタート。
その後、ニシキヤキッチンで試作を重ねたサンプルを小学生に味見をしてもらい、3回の授業を通して、意見を取り入れながら味を決定しました。

(2) 豊島区立豊成小学校の児童が考えたアーモンドミルクバナナカレー
※品名は変更になる場合があります

もう一つのカレーは、「アーモンドミルクバナナカレー」です。ネーミングと今までにない新しいカレーの味わいの可能性を感じたことから選んでいます。
こちらも「学校のカレー」同様、ニシキヤキッチンで試作を重ねたサンプルを小学生に味見をしてもらい、3回の授業を通して、意見を取り入れながら味を決定しました。

■今後はパッケージデザインも一緒に検討

これまでの授業で新たに開発する2種類のカレーの味を決定し、現在パッケージデザインを検討中です。
授業では、「商品企画からお店に並ぶまでの流れ」について学ぶほか、「ニシキヤキッチンが考える、良いパッケージデザインとは?」といったテーマも扱っています。
商品コピーなど、パッケージデザインについても小学生の意見を取り入れながら仕上げていて、子どもたちの視点を取り入れることで、より多くの人に愛される商品づくりを目指しています。
今後も「学校のカレープロジェクト」の進行状況に注目が集まります。子どもたちがどのようなレトルトカレーを作り上げるのか、その結果が待ち遠しいところです。

【にしき食品・NISHIKIYA KITCHENについて】
・1939年に宮城県仙台市で創業
・レトルト食品専門のメーカー
・水や塩、素材にこだわった商品づくりが特長
・企業様のプライベートブランド食品製造と自社ブランド「NISHIKIYA KITCHEN」の製造・販売に注力

<詳細>
社名:株式会社にしき食品
本社所在地:〒989-2421 宮城県岩沼市下野郷字新関迎265番地の1
代表取締役:菊池 洋
事業内容:レトルト食品の製造・販売
設立:1952年3月
資本金:3,000万円
工場生産能力:月600万パック ※岩沼工場、空港南工場計
ホームページ:https://www.nishiki-shokuhin.jp/

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