LINEヤフー株式会社は4月23日、日本最大級のニュース配信サービス「Yahoo!ニュース」において、生成AIが重要なニュースを自動で選定・編成する新機能「AIトピ」の提供を開始した。対象はiOS版の「Yahoo! JAPAN」アプリで、30分ごとに最新ニュースを提示する仕組み。

「AIトピ」は、50以上のAIコンテンツパートナーが提供する記事をもとに、公共性や社会的関心といった観点から生成AIがニュースを選出する。従来の編集部による手動選定に代わり、AIが「速報性」「公益性」「信頼性」を重視して見出しを自動生成する仕組みだ。
同機能では、政治、経済、災害、エンタメ、スポーツなど各ジャンルからバランス良く記事を抽出。最大20本の重要ニュースが「ニュースタブ」内の「いま見ておきたいAIトピ」に掲載される。日々膨大な情報が飛び交う中、ユーザーが迷うことなく注目のニュースを確認できる点が特徴。

さらに、AIがニュースを約30分ごとに更新することで、緊急事態や話題の急変にも即応できる柔軟性を備えている。ユーザーはリアルタイムで「今何が起きているのか」を手元のスマートフォンで把握できるという。なお、今回のAI導入にあたり、米OpenAIのAPIを活用。