アクサ生命保険株式会社が実施した、経営者200人と働く人15,000人を対象にした働き方とウェルビーイングに関する調査結果によると、働く人の3分の1が「やりがい」を仕事で重視しており、一方で半数以上が職場のストレスを感じていることが明らかになりました。特に中小企業では、メンタルヘルス対策が大企業に比べて不十分であることもわかりました。
調査では、給与や休暇の取りやすさに次ぐ重要項目として「やりがい」が挙げられており、仕事がうまくいった時や興味・得意な分野での業務、上司からの評価がやりがいを感じる瞬間として報告されています。
一方、仕事に対するストレスも深刻で、特に仕事がうまくいかない時や給与の停滞、不得意な業務を強いられる時にストレスを感じているとの回答が目立ちました。
健康経営の導入・実践に関する調査では、中小企業においても健康経営を行っている企業の従業員の約7割が仕事にやりがいを感じていることが判明。
これは、健康経営が従業員のワーク・エンゲイジメントを高めることに役立っていることがうかがえます。
また、健康経営を認知または実践している企業の従業員の半数以上が将来の夢や目標を持っており、これもまたウェルビーイングの実現に向けた前向きな姿勢につながっているようです。
※さらに詳しい調査結果は、経営者200人全国の働く人15,000人に聞いた中小企業と健康経営の実態 で公開
この調査結果を受け、企業は従業員のやりがいの充実とストレスケアに注力する必要があることが強調されています。
特に中小企業では、大企業に比べてメンタルヘルスの支援が不足しがちであり、この点を強化することは急務とのこと。健康経営を取り入れ、実施することが、従業員の満足度や生産性の向上に効果的であると見られます。
アクサ生命では、これらの調査結果を含め、企業の健康経営に関する調査結果を「健康経営アクサ式のサイト」(https://www.axa.co.jp/company/hpm/)でも公開しています。