株式会社Sales Markerは11月7日、株式会社LOOVと協業を発表した。顧客の興味関心(インテント)に基づく営業手法「インテントセールス」と、対話型パーソナライズ動画を融合させた新たなソリューションで新たな購買体験を提供する。
Sales Markerは、顧客のニーズが顕在化するタイミングを捉え、最適なアプローチを可能にするSaaSサービスを展開。売上230%増加や成約率200%向上といった成果を実現してきた。今回の協業では、LOOVの開発する対話型パーソナライズ動画を組み合わせ、顧客にとって最適なタイミングで適切な情報を提供する購買環境を整備する。
LOOVの技術は、営業担当者が行う商材説明やヒアリング活動を短時間で複製し、自動生成するプレゼンテーション動画を提供。見込み客の課題や興味に即した内容を動画で提示することで、受注率の向上を実現する。
現在、法人間取引では購買プロセスの複雑化と企業間競争の激化が進行している。さらに、労働力不足が深刻化する中で営業リソースの効率的活用が喫緊の課題となっている。こうした状況で、顧客ニーズに即した迅速かつ適切な提案は、差別化の鍵である。
LOOVの内田氏は、「Sales Markerとの協業は顧客起点で営業活動を再構築する取り組みであり、営業に伴う負担を軽減する意義ある挑戦」と述べた。一方、Sales Markerの小笠原氏は、「インテントセールスの進化を通じて、営業とマーケティングをシームレスに結びつけ、顧客価値をより高めていく」と意気込みを語った。