株式会社LayerXは2026年3月18日、AIエージェント事業の成長が牽引し、2026年1月末時点で全社ARR(年間経常収益)100億円を達成したと発表した。

LayerXは「すべての経済活動を、デジタル化する。」をミッションに掲げるAIカンパニーだ。バックオフィス向けAIエージェントサービス「バクラク」事業、Fintech事業、エンタープライズ向けAIプラットフォーム「Ai Workforce」事業など複合的な事業を展開し、AIエージェントの社会実装を推進している。
同社は2021年1月に「バクラク請求書受取」の提供を開始し、以降バクラク事業を継続的に拡大してきた。2024年6月には法人向けAIプラットフォーム「Ai Workforce」の提供を開始し、こちらも急成長を遂げている。ARRはサブスクリプション型ビジネスにおける継続収益のみで算出される指標であり、コンサルティング費用などの一時的な売上は含まない。
LayerXの成長軌道は、SaaSスタートアップの標準指標であるT2D3(3倍×2、2倍×3)を上回り、米国VCのBessemer Venture Partnersが提唱するAIスタートアップ向け新基準「AI Shooting Stars」(Q2T3:4倍×2、3倍×3)に近い水準にあるという。
今後の展望について同社は、人とAIの協働設計が企業競争力の鍵になるとの認識を示し、自社組織もAIエージェント前提で再設計することで生産性の飛躍的な向上を目指すとしている。「業務の完全自動運転」とミッションの実現に向けた取り組みを継続する方針だ。

