新たな調査レポートにより、大学生の5人に1人が雑誌の購入経験がないことが判明しました。この調査はZ世代に特化したクイックリサーチサービス『サークルアップ』によるもので、その結果が最近発表されました。
調査は「雑誌の購入動向」をテーマに行われ、大学生の雑誌の購入経験の有無や、雑誌をインテリアとして購入する傾向について明らかにしました。その結果、雑誌の購入経験がない大学生が全体の約19.5%を占める一方で、毎月雑誌を購入している大学生はわずか12.5%に留まることがわかりました。
さらに、雑誌に対する認識と使用方法についての調査から興味深い結果が出ました。大学生ライターから「雑誌をインテリアとして買うことがある」との発言を受けて実施された調査によれば、「雑誌は読むものではなく、インテリアとして置くものに変化してきている」と感じる大学生が全体の45%に上ったのです。
実際に雑誌をインテリアとして購入した経験があるかを尋ねたところ、38%の大学生がその経験があると回答しました。購入される雑誌の中には、NYLON、Vogue、POPYE、anan、LARMEなどが含まれていました。
この調査結果は、Z世代の雑誌に対する認識や利用傾向の変化を示すものであり、出版業界にとっては今後に影響を与えるものとなりそうです。