23区内最大級の大型団地がリニューアル!幅広い世代が新マンション誕生に祝福

東京・石神井公園団地マンション建て替えプロジェクトにより新たに建設されたマンション「Brillia City 石神井公園 ATLAS」の竣工イベントが11月19日に開催された。

オープニングイベントには練馬区エリアに縁のある評論家の山田五郎氏をはじめ、石神井公園団地マンション建替組合の理事長・黒河内剛氏ら、再生プロジェクトを手掛けた担当者が登壇。記念のテープカットをはじめ、トークイベントでは2007年から始まったこのプロジェクトにかける思いや、練馬区エリアの魅力などを伝えた。

本プロジェクトは、都内最大級の大型団地であった旧石神井公園団地(1967年竣工)の老朽化に伴う大規模な建替プロジェクト。「100年続くコミュニティのはじまり」をテーマに、歴史を刻み街の人に愛された旧石神井公園団地は再生を目指し、2023年に大規模マンションへと生まれ変わった。

高度経済成長期に多くのマンションが建設された背景があり、築40年以上のある古いマンションが10年後には約260万個、20年後には約450万個にも及んでしまう“ストック化”が問題だと言われている。マンションが古くなるにつれて、設備の老朽化、住居者の高齢化、耐震不足などの課題が付随される現状が懸念されているとのこと。

これらの課題を踏まえて、東京建物株式会社の大橋利安氏は「マンションを再生するのは建物を維持したまま長期修繕していくのか新たに建替を考えるのか、まずはそういった議論が一番時間のかかる部分かと思います」と伝えた上で「現状(住人の)皆さんの4/5の同意がないと建替には進められない」と話す。また、今回マンションが新装され、建物としての付加価値はもちろん、多世代の方がご入居されるので、以前よりも若い世代が増加傾向にあるとのことだ。

中学生の頃に、旧石神井公園団地へ引っ越してきたと話す黒河内氏。「もう半世紀以上が経ってしまいましたが、練馬は緑や畑も多いイメージです。石神井公園という有数の都立公園もあります。その公園の近くにはブルーベリー農家もあり、農業体験もできるなど、東京23区でありながらも、住居環境についてはどの世代にも自慢できるところだなと思います」と周辺の魅力を伝えた。

さらに同マンションのゲストサロン敷地内には地域情報に触れられる交流の場として「Shakuji-ii BASE」をオープンし、マンション住人はもちろん、今後引越を検討している方でも気軽に立ち寄ることができるようなコミュニティスペースを運営。住人同士のコミュニティ形成や地域とのコミュニケーションなども積極的に取り組んでいる。

同マンションは現在も販売を行なっているので、気になる方は公式サイトをチェックしてみてはいかがだろうか。
https://shakujiikoen.brillia.com

◆取材・文・撮影=suzuki

関連記事

最新ニュース記事

  1. 年金以外の給付金、半数が「知らない」実際の受給は1割強のみ 月額最大1万円超も

  2. 「Claude」新機能でオフィス作業が激変、チャットから直接ファイル生成が可能に

  3. セブン-イレブンに”働くロボット”登場 品出し・清掃・接客を自動化

  4. AIと著作権の新たな指針か アンソロピック2200億円の和解

  5. 携帯大手3社、値上げの波 格安プランも対象に 通信費の家計負担増へ

  6. 日本テトラパックがイベント開催!常温4か月保存、持ち運びに便利なロングライフ牛乳のすごさ

  7. 就活の新常識!AIが面接練習をサポート ユーザーローカルが無料ツールを公開

  8. 営業秘密の漏えい、5年で7倍に IPAが最新実態調査を公開

  9. テレビCMが変わる!放送局が仕掛ける広告プラットフォーム

  10. Switch 2、発売から3ヶ月、性能不足などの課題も! 性能と価格のジレンマに直面

365AIニュースセンター最新記事

  1. 不登校からの復学へ!お子様の心を動かす7つのきっかけ

  2. 入学できないことも?「フリースクール入学拒否問題」の現実とその対処法

  3. フリースクール中学校・通信制高校生の卒業後の進路:進学以外の就職という選択肢

  4. 中学生の不登校、30万人突破 – 教育現場の危機と新たな希望

  5. 【専門家が伝える】不登校のお子様を持つ親御様の「心の荷」を軽くする5つのヒント

  6. 不登校脱出への道?フリースクールの魅力と注意点-親子で考える新たな一歩-

  7. Amazonが「プライムデー夏祭り」を六本木で開催!

  8. 甘いとうもろこしとフライドチキンの絶妙コンビ。夏限定!「もろこしチーズバーガー」新登場