ショート映画配信サービスを展開する株式会社SAMANSAが、福岡市内で2024年11月6日から8日にかけて開催された「B Dash Camp 2024 Fall in Fukuoka」のピッチコンテスト「Pitch Arena」で優勝を果たした。
最優秀賞と野村賞を獲得
このコンテストには、100社以上のスタートアップがエントリー。書類審査や面接を通過した12社が予選に進み、その後、選ばれた7社がファイナルステージで競った。SAMANSAの岩永社長は、「ショート映画の可能性」や「新たなエンターテインメントの未来」についてプレゼンテーションを実施。その内容が「グローバルでダイバーシティに富んだサービス」として高く評価され、優勝に加えてスポンサー賞の野村賞も獲得した。
B Dash Campとは
B Dash Campは、日本最大級の招待制カンファレンス。インターネット業界のリーダーや投資家、起業家が一堂に会し、業界のトレンドや成功事例を共有する場となっている。特に「Pitch Arena」は、スタートアップが資金調達や事業連携を目指す登竜門として注目を集めている。
SAMANSAは「その10分、映画でリッチに」をコンセプトに、月額370円で世界中のショート映画を配信するサービスを提供している。2024年11月時点で700作品以上をラインアップし、世界のクリエイターと直接契約することで、公平な報酬分配を実現。短い上映時間で生活に映画の豊かさをもたらすサービスとして、利用者の評価を得ている。
今後は、ショート映画を通じて新たなライフスタイルを提案し、映画に関わる全てを根本から変えていきたいと語った。