家事の分担、誰が決めていますか?
今、リモートワークが家族の風景を変えているようです。
LASSICが実施した調査によると、リモートワークを経験した働く人の3人に1人が「子育てに影響があった」と回答しました。
注目すべきは「家事の方針や役割分担について改めて相談した」という回答が最多だったことです。

これまで暗黙の了解で回っていた家庭生活に、夫婦が同じ空間で過ごす時間が増えたことで、新たな対話が生まれているようです。
男女別の分析では興味深い違いも。男性は家事や近所づきあいなど家庭全体への意識が高まり、女性は子どもとの関係性により注目する傾向が見られました。
男性の「自分の時間が増えた」という回答が女性より多かったことも、家事参加による変化を示しています。
育児介護休業法の改正で、3歳未満の子を持つ労働者のテレワーク選択が企業の努力義務となるなど、国も子育てと仕事の両立を後押ししています。家庭と仕事の新たな未来に期待が高まりますね。