
環境省は11月2日、東京ウィメンズプラザホール(東京都渋谷区)で「リチウムイオン電池による火災防止シンポジウム2026」を開催しました。お笑いコンビ・マシンガンズの滝沢秀一さんと、タレントのゆうちゃみさんが登壇しました。
第一部でMCを務めた滝沢さんは、ごみ清掃芸人として活動しています。ごみ清掃員の仕事は何年になるかと聞かれると、「僕は15年になりますね。息子を妊娠した時に、これもうお笑いだけだと駄目だということでごみ清掃員始めました」と話しました。
リチウムイオン電池による危険な経験を尋ねられた場面では、収集現場の様子を語りました。
「日常茶飯事ですね。ぼや騒ぎみたいなことだったら本当にいつもあるような感じだったり…『あ、またあそこ煙が出てる』みたいなこと結構現場の声であったりします」
続けて「本当にみんなに知ってもらいたいですね」と、危険を広く知らせたいという思いを口にしました。
ゆうちゃみさんは、シンポジウムでの一番の発見を聞かれ、「『3つのC』、賢く選ぶ、丁寧に扱う、正しく捨てる、この3つを大事にしていかないといけないですし、リチウムイオン電池がどれほど危険なものかっていうのも分かった」と答えました。さらに「皆さんに知ってもらうことが大事だと思います」と語りました。
ステージでは、リチウムイオン電池が原因で火災事故が起きたごみ処理の現場を取材した環境省の啓発動画(ショート版)も上映されました。ごみ処理施設の被害について、環境省の國分綾希子さんは「たった数個のリチウムイオン電池で、ごみ処理施設がかなりの損傷、ほぼ100%使えなくなってしまうくらいになってしまっておりました」と話しました。
2025年度には、全国の市町村でリチウムイオン電池等が原因と疑われる発煙・発火を含む火災事故が39,282件発生しました。このうち、職員または消防隊による消火活動を伴ったものは9,456件です。環境省は2026年10月から12月を「リチウムイオン電池による火災防止強化キャンペーン」、11月を「リチウムイオン電池による火災防止月間」としています。


