OpenAIは、ChatGPTが日常生活の実務をどれだけ支援できるかを測る独自の評価基準「LifeVal」を公表した。
LifeValは、保育園探しや行政手続き、家計管理、通学準備、レシピ調整、買い物、運動計画など、利用者がAIに最も助けを求める分野のタスクで構成する。米国の「American Time Use Survey」や「Multinational Time Use Study」に加え、3995人を対象とした独自調査をもとに、介護・健康・教育・家庭内事務・個人の家計・買い物・行政サービス利用などのタスクを選定した。

平均達成度(reward)は、2025年12月公開のGPT-5.2が49.3%だったのに対し、2026年3月のGPT-5.4は73.0%、4月のGPT-5.5は77.4%、7月のGPT-5.6は80.0%、9月のGPT-6 Astraは80.6%まで向上した。個別タスクでは、引っ越し後の幼稚園探しが93.1%、水害に備えたボランティア調整が98.0%、希望条件に合う住宅探しが100%、祖母との遠隔観戦設定が96.3%、糖尿病と診断された家族の食事・介護計画作成が90.4%のスコアを記録した。
OpenAIは過去1年でブラウザ操作やコンピューター操作、外部連携機能の精度と速度を高め、ChatGPTを単なる対話ツールから実務を代行するエージェントへと進化させてきたとしている。API経由の場合、GPT-5.6はGPT-6 Astraとほぼ同等の性能をおよそ半分のコストで達成し、GPT-6はGPT-5.6より処理速度が約23%速いという。
https://openai.com/index/lifeval/

