キヤノンマーケティングジャパン株式会社は、キヤノンUSAが開発した、オンライン会議に参加するリモート参加者に複数の視点を提供できるビデオ会議ソリューション「AMLOS(アムロス)」の日本国内でのテストマーケティングを開始する。
リモート会議の課題を解消
リモート勤務が普及した一方で、何気ない雑談の中からアイデアが生まれるといった密接なコミュニケーションができるオフィス勤務の利点も見直され、オフィス勤務とリモート勤務を組み合わせた柔軟な働き方が浸透してきた。
しかし、オフィス勤務者とリモート勤務者が混在するオンライン会議では、画面越しのリモート勤務者が得られる情報が限られ、オフィス勤務者との情報格差が生じてしまうといった課題がある。
「AMLOS」(Activate My Line of Sight)は、まるで同じ会議室にいるかのような臨場感の高いオンライン会議を実現し、チーム内のコラボレーションを豊かにする。
特長
「AMLOS」では、職場に設置した1台のカメラから、プレゼンター、ホワイトボード、会議室全体、注目して欲しい視点など、複数のフルHD映像を同時配信できる。
リモート参加者は、プレゼンターの表情、ホワイトボードの内容、会議室内の状況、貼り紙や机上の小物、指定した特定領域などから、最大3つを自由に選択・拡大でき、画面越しでも複数視点で会議に参加することが可能だ。
さらに、画像処理により斜めに配置したホワイトボードでも補正して正対で表示し、ホワイトボードの前に映り込んだ人物等の映り込みの除去を行うことで、リモート参加者はホワイトボードに描かれたイラストや文字などを鮮明に確認することができる。
「AMLOS」は、2024年の日本国内での販売開始を目指し、2023年11月15日より幕張メッセで開催される「Inter BEE 2023」のキヤノンブースにて紹介される。