博報堂生活総合研究所が発表した「ひとり意識・行動調査」によると、30年の間に「ひとりでいること」を好む人々が増加しているとのこと。
1993年と2023年の比較で、ひとりを好む人の割合は12.8ポイント上昇し、56.3%に達しました。
この変化は、社会的孤独や少子化といった問題を背景に、コロナ禍での経験が影響しているとのこと。
また、趣味や遊びを一人で楽しむ人が増えており、喫茶店やカフェ、ファストフード、映画館など、以前は誰かと一緒に行くことが多かった場所にも、ひとりで行きたいという意識が強まっているようです。
ひとりで過ごす時間を意識的に作る人が増え、カフェで一人で過ごす時間が120分以上という回答も増加しています。
この調査結果は、私たちの生活における「ひとりの価値観」が大きく変わりつつあることを示しており、今後の社会やビジネスの変化にも関係する内容となっています。