富士山マガジンサービスが、ちょこっとワークへの出資を発表し、配送業務での連携を強化することを発表しました。
この提携により、配送関連コストの削減や配送スピードの改善が期待され、さらには高齢者や障がい者を含む様々な人々が働きやすい環境の提供を目指す社会貢献活動にも力を入れていく方針です。
富士山マガジンサービスは、雑誌定期購読を中心とした会員型ビジネスで知られ、人々の「興味が生きがいになる世の中に」をミッションに掲げています。一方、ちょこっとワークは、軽作業や発送代行サービスを通じて、仕事経験がなくても参加できるフレキシブルな就労環境を提供しており、高齢者など多くの人が参加しやすい仕事の場を提供しています。
今回の出資は、富士山マガジンサービスの元経営管理グループマネージャである高野剛氏が代表を務めるちょこっとワークへの投資という形で実現。高野氏は、個人の孤独や社会参加の重要性に着目し、仕事を通じて人々が集まり、豊かに過ごせる場を提供することを目的とし、さらに、認知症共生社会作りに向けた研究にも取り組んでおり、今回の提携でその活動を拡大していくとしています。
両社の代表は、既存の関係を生かした協力関係を高く評価し、事業拡大や社会課題への取り組みにおいて、さらなる成果を期待していることを表明しています。富士山マガジンサービスでは、今後も興味を生きがいに変える支援を続け、ミッションの実現に向けて邁進していくとのことです。