新型コロナウィルス5類移行後、今年の企業における忘年会・新年会の実施率が54.4%であることが、東京商工リサーチの調査で明らかになりました。
特に実施率が高かったのは沖縄県の78.7%、一方、最低は埼玉県の41.1%となっています。
気になる調査結果として、21.8%の企業が「コロナ禍前は実施していたが、今年は実施しない」と回答。
主な理由として「従業員からの抵抗感の増加」が42.2%、「労働時間としてカウントされる恐れ」が10.0%となっています。
この背景には、ワークライフバランスの重視やコンプライアンス意識の高まりが影響していると見られており、
事実、調査時の有効回答4,747社の中で、今年も忘年会・新年会を実施すると答えた企業の9割近くが「従業員の親睦」を実施理由として挙げています。
いわゆる「飲みニケーション」の在り方自体が、変わりつつある現状として浮かび上がってきているようです。