5月27日、日本テトラパック株式会社は、「冷蔵不要の紙容器で生活が変わる 牛乳の新常識!ロングライフ牛乳活用術」を開催。 ゲストにタレントの小倉優子、東北大学名誉教授・齋藤忠夫氏を迎え、牛乳消費の現状や、牛乳の新常識をクイズ形式で紹介した。
3人の子どもと毎日牛乳を飲むという小倉は、「牛乳は常温保存のイメージがないので、ロングライフ紙パックについて色々学べたらと思います」と挨拶。牛乳のメリットを聞かれると、齋藤氏は、「牛乳は、準完全栄養食です。タンパク質、脂肪、炭水化物、ミネラル、ビタミンB1やB2といった5大栄養素が入っています」と説明した。

イベント内で小倉はクイズにも回答。「常温保存ができるロングライフ紙パックにはどんな工夫がされているでしょうか?」という問題に、消去法ですぐ分かったと明かし、Bと答えて正解だった。光や酸素を通さない6層構造でしっかり守られている工夫について、マーケティング部マーケティングマネージャーの山口弘明氏は「ロングライフ紙パックは、滅菌した牛乳を、同じく滅菌した容器に入れています。中身が劣化しにくく、開封しない状態であれば長期保存が可能です」と解説した。
賞味期限が長いと本当に助かると話す小倉。「通常、牛乳の賞味期限は約2週間ですが、常温保存が可能なロングライフ牛乳の賞味期限は?」に対し、小倉は「1ヶ月持ってくれたら嬉しい」と答えたが、正解は3ヶ月。「すごいですね。3ヶ月も持つ上に、保存料や添加物も含まれていないので安心ですね」と述べた。パッケージの正面や側面に記載された「常温保存可能」の表示が目印で、多くのスーパーでは冷蔵棚に陳列されている。

賞味期限が3ヶ月あり、常温保存ができる牛乳の活用方法について、山口氏は「外出時に子どもに車内で飲ませたり、習い事の帰りにお菓子の代わりとして牛乳をあげています」と、実体験をもとにコメント。齋藤氏は「熱中症対策にも常備してほしいですね」と言及した。

最後に、小倉はイベントで学んだことを「常温牛乳で賢くストック!!」とボードに記入し、「今までは多めに買っても冷蔵庫がいっぱいになってしまっていましたが、常温保存ができると気にしないでいいですね」と締め括った。
ロングライフ紙パックは常温での長期保存が可能。海外では常温保存が可能な牛乳が定番だが、日本の認知度が低い現状を受け、日本テトラパック株式会社執行役員マーケティングディレクター・鍜治葉子氏は、「常温保存ができる牛乳があることをより多くの方に知ってもらいたい。そして、牛乳市場の活性化、物流、食品ロスなどの社会課題に貢献したい」と意気込む。