未来型コリビング「HAUN蔵前」9月1日開業、適度な距離感を実現する新たな住まいを提案

HAUN株式会社は、コリビング賃貸「HAUN蔵前」の開業を発表した。コリビングとは、居住機能を持つ「レジデンス」と、仕事空間を共有する「ワークスペース」を兼ね備えた新しい住まいの形態。従来のシェアハウスのように一室を分け合うのではなく、各入居者がワンルームの専有空間を持ちながら、キッチンやワークスペースといった共用部を利用できる点が特徴で、プライベートを確保しながら、適度な距離感で他者と交流できることが魅力とされる。

調査によれば、ミレニアル世代の約六割が「持ち家や一般的な賃貸にとらわれない新しい暮らし」に関心を示しており、コリビングは注目を集めつつある。

代表取締役の吉嶋法生氏は「シェアハウスと聞くと、入居者が集まり騒ぐ姿を想像しがちだが、重要なのは集まる時間と一人で過ごす時間、その中間の在り方である。共用部で読書をしたり、一人の時間を過ごしたりすることも可能であり、新しい一人暮らしの形を体感いただきたい」と新たな体験を提供するに至った理由について説明した。

「HAUN蔵前」は駅から徒歩6分に位置し、東京スカイツリーや隅田川花火を望める。ワークショップやお茶会などのイベントを定期的に開催するほか、10月には地域住民も利用可能なコーヒースタンドを1階に開設する予定である。賃料は99,000円から、共益費は一律25,000円。初期費用は家賃保証料とクリーニング代のみで、敷金・礼金・仲介手数料は不要とした。

物件にはフリーWi-Fiを完備し、利便性をより高める形にコミットしている。住戸はシャワー付きのスタンダードタイプに加え、バス付きタイプも選択できる。さらに契約者がHAUN物件間で転居する場合に違約金が発生しない「ホッピング制度」を導入し、ライフスタイルに応じて柔軟に住み替えを行える仕組みを整えた。

建築デザインは森田美紀氏、金田未来氏が担当。森田氏は共用部の設計について「シャイな人でも心地よく過ごせる空間を意識した。朝日が差し込む東側のキッチンや、夕日が沈む隅田川を望むラウンジなど、時間の流れを共有できる場所とした」と解説した。

また、金田氏は「本物の植栽を取り入れた中庭を設けた。都心の一人暮らしでは緑を感じる機会が少ないが、自然を身近に感じられる点が特徴である」と語った。森田氏は「暮らしにおいて光の調整は重要である。HAUN蔵前では帰宅時に煌々とした照明ではなく、落ち着いた明るさを意識した」とも述べた。 「HAUN蔵前」は、適度な距離感と間合いを軸に、都市居住者へ新たなライフスタイルを提案するものである。

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