SNSアプリ「Threads」が、ユーザーの間で盛り上がっているトピックを表示する新機能のテストを日本で開始した。この機能は、米国以外の国で初めての導入となる。
AIが選ぶ注目の話題
新機能「トレンドランキング」は、アプリの検索画面で確認が可能。最大5つのトピックが表示され、それぞれをタップすると関連する投稿を見ることができる。表示される内容は個人向けにカスタマイズされたものではなく、日本のユーザー全体で話題になっているトピックを反映したランキング。
トピックの選定は機械学習AIシステムが担当する。投稿のシェア数やユーザーの反応数などを分析し、人気の話題を判断するしくみ。過去の投稿も含め、プラットフォーム全体の投稿から選出される仕組みだ。
選出されたトピックは、コンテンツ専門家のチームが審査を行う。コミュニティガイドラインに沿った内容か、誤解を招く表現はないかなど、様々な観点からチェックを実施。問題のあるトピックを見つけた場合、ユーザーは報告機能で通報することが可能だ。
運営元のMetaによると、Threadsは2024年7月の時点で月間アクティブアカウント数が1億7500万を突破。日本でのテスト開始は、まず一部のユーザーを対象とし、その後段階的に拡大する予定。