米Anthropicは2026年3月6日、エンタープライズ顧客向けのAIツール調達プラットフォーム「Claude Marketplace」を発表した。現在は限定プレビューとして提供されている。

Claude Marketplaceは、AnthropicのAIモデル「Claude」を活用して開発されたサードパーティのビジネスアプリケーションをエンタープライズ顧客が購入・調達できる仕組みだ。既存のAnthropicとの契約に基づく支出枠を充当することで、複数ベンダーへの発注・請求管理を一元化し、調達プロセスを簡素化できる点が特徴となっている。
ローンチ時点でのパートナーは、データ基盤のSnowflake、DevOpsプラットフォームのGitLab、リーガルAIのHarvey、金融分析ツールのRogo、開発者向けプラットフォームのReplit、ノーコードアプリ開発のLovable Labsの6社となっている。
Anthropicによると、Fortuneトップ10企業の8社がClaudeを導入しており、年間100万ドル以上を支出する企業も500社を超えるという。同社はClaude Marketplaceを通じて、自社モデル・APIの提供にとどまらず、エンタープライズソフトウェアの流通基盤としての地位確立を目指している。なお、Anthropicはパートナーの売上に対するコミッションを取得しない方針とされている。
導入を希望する企業はAnthropicのアカウントチームへの問い合わせが必要で、一般提供開始の時期は未定だ。

