7月16日に開かれる『大阪・関西万博ふくいPRステージ「恐竜王国福井DAY」』の記者会見が3月26日、福井県庁にて実施。杉本達治福井県知事、同ステージのクリエイティブディレクターを務めるモデルの辻元舞氏、勝山左義長ばやし保存会会長の桝家淳一郎氏、芦原温泉旅館協同組合賑わい創出委員会委員長の奥村紘生氏、小浜放生祭酒井区の村宮正啓氏が登壇した。

『大阪・関西万博ふくいPRステージ「恐竜王国福井DAY」』では、開催日の7月16日が「虹の日」とされていることにちなんで「世界に誇る7つの『ふくいセブン』を発信」をテーマに、圧巻の恐竜ショー、地域に息づく伝統芸能、笑顔で魅せるおもてなし、躍動する若い力、ここにしかない景観、心ととのう寺社仏閣、世界に轟く伝統工芸という福井県の7つの魅力に関する催しを披露する。
中でも注目は恐竜ショー「ディノ・ア・ライブ」だ。福井県は、恐竜の化石が多数見つかっていることから「恐竜王国」とされている。「ディノ・ア・ライブ」では、全長13メートル、高さ5.4メートルのブラキオサウルス、関西初進出のフクイラプトル、フクイサウルスなど計5体が登場し、リアルかつ迫力たっぷりの動きで観客を魅了する。

ほかにも全米チアダンス選手権大会優勝経験を持つふくい商業高校チアリーダー部「JETS」と青春応援団「我無沙羅」のコラボパフォーマンス、勝山左義長ばやし、芦原温泉旅館協同組合歓迎口上、小浜放生祭などの伝統芸能などを楽しむことができる。

そんな『大阪・関西万博ふくいPRステージ「恐竜王国福井DAY」』のクリエイティブディレクターに就いたのが、辻元舞氏。バラエティ番組『プレバト!』(TBS系)でアートの才能を発揮している辻元氏は今回、キービジュアルの制作などを担当。恐竜を意識した衣装を着て記者会見に臨んだ辻元氏は、「2024年末に(家族で)福井県立恐竜博物館へ行き、芦原温泉の足湯にも入って、大野市で食べ歩きもしました。福井県の魅力にはまりました」と振り返り、「福井県の豊富な魅力が一人でも多くの方に、私のクリエイティブを通して伝わってほしい」と意気込んだ。

ちなみにキービジュアルは現在制作中。辻元氏は「福井の7つの魅力をすべて入れ込みたい。中でも恐竜を全面に押し出したい。とても迫力のあるものになると思います。福井の人が見たら、『これは、あれだね』とすぐ分かるものになるはず」と構想を明かしてくれた。
また杉本知事は同PRステージについて「福井らしいものを次々とご紹介し、飽きさせない1日を過ごしてもらいたい。全国に誇れる唯一無二の魅力を『ふくいセブン』と称して、ステージ上で表現させていただこうと思います」と気合い十分。さらに「会場と福井県内の様子を同時中継で結んで、(『大阪・関西万博』の)現場でも見ていただけるように工夫を凝らします。万博の会場と福井の今を体感してもらえる、感動的な1日に仕上げていきたい」と見どころをアピールした。

『大阪・関西万博』は4月13日から10月13日まで舞洲(大阪市此花区)で開催。『大阪・関西万博ふくいPRステージ「恐竜王国福井DAY」』は7月16日、EXPOホール「シャインハット」で行われる。