CO2排出量をゼロに、賃貸マンション「サステナブランシェ本行徳」で体験できる13の居住型実験住戸とは

このほど、長谷工コーポレーションが手掛ける賃貸マンション「サステナブランシェ本行徳」が完成。同マンションは、既存リノベーション物件では国内で初めて建物運用時のCO2排出量実質ゼロを実現し、また、それぞれ内容の異なる13の居住型実験住戸を有する全36戸の建物となっている。10月31日には、「サステナブランシェ本行徳」記者内覧会が行われ、建物全体やそれぞれの居住型実験住戸を内覧させていただいた。

「サステナブランシェ本行徳」のプロジェクトテーマは「HASEKO ZERO & PLUS CHALLENGE」。既存リノベーション物件では国内初となる建物運用時のCO2排出量実質ZEROを実現した建物全面改修と、くらしに新たな魅力をPLUSする居住型実験住戸を有する賃貸マンション・プロジェクト。

同プロジェクトは、地球と環境に配慮した「グリーン リノベーション」と居住型実験住戸など様々な視点から新たな価値創造を目指す「レジデンス ラボ」により、新たな住まいづくりにチャレンジしていく、としている。

太陽光発電設備は、屋根の上、最上階のバルコニーの手すり部分、エントランス上部の外壁部分に取り付けられている。壁面には、木目調のサイディングデザインに後から太陽光パネルが設置されていた。こちらは、デザイン性を損なわず、また大きすぎないサイズ感になっている。

エントランスには顔認証システムが導入されており、入居者はスマートフォンのアプリで顔を登録することで利用できる。顔認証によって、鍵やカードキーを取り出す必要がなく、スムーズに建物に入ることが可能に。エントランスには、車いすが通れるスロープと、車いす利用者用の低めの位置にある顔認証も設置されている。

駐車場には純水素型燃料電池が設置されていて、水素でCO2を排出せず発電が可能。来るべき水素社会を見据えて、水素発電のありかたを実証する装置となっている。将来的には道路のインフラから水素が送られることが想定されるが、今は水素ボンベから水素を供給する形となっている。

それぞれ異なる居住型実験住戸を見ていくと、2階にある一室は「リラクシングタイムプラン」となっていて、有機EL照明が多くの部屋で使用されている点が注目ポイント。有機EL照明は広い面積で均一に光り、光が周りに広がるためやわらかく光になっている。光の色合いは暖色系で、照明はLEDへの切り替えも可能。

5階の一室「快眠のための家」という部屋は、睡眠医学の研究者から知見を得て作られたとのこと。睡眠に良い住空間と考えられるのは、木質が空間の45%という点。実際に突き板クロスが使われていて本物の木が材料となっているため、室内には木の香りが漂う。他にも、全室空調によって温度、湿度、空気清浄の効果が快眠に繋がるそうだ。

上記に紹介した部屋以外にも、「デジタル森林浴によるリラックス効果を検証」「快適性向上スマートホーム」「省エネスマートホーム」「建設時の廃材を内装アートに昇華し、SDGs施策としての効果を試行」など、さまざまなコンセプトの居住型実験住戸がマンション内にある。

「サステナブランシェ本行徳」は、2024年1月からの入居が予定されている。一般入居者が入居する以外にも、居住型実験住戸に関しては長谷工グループの社員が入居し、リラックス効果を検証や入眠・疲労低減効果検証などが行われる。

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