キリンが発表した調査によると、子どものほぼ全員が「外遊び好き」にも関わらず、夏は最も外遊び頻度が少ない季節となっており、遊び時間も1日1時間未満が5割を超えている結果に。
さらに、調査で明らかになったのは、親が抱える”ダブル不安”
夏の子どもの健康について、「熱中症への不安」が92.2%、「運動不足への不安」が77.2%と、どちらも避けられない深刻な悩みとなっています。
背景には日本の夏の猛暑化があり、東京で子どもの外遊びを避けるべき暑さ指数28度以上の日が、2010年代と比べて1.4倍に増加。昨夏、93.4%の親が暑さを理由に外遊びを止めており、親自身の子ども時代とは対照的な状況です。
これを受け、9割の親が室内でできるスポーツや運動に強い関心を示しています。

猛暑時代の新しい子育てスタイルとして、室内運動プログラムの普及が期待され、子どもたちの健やかな成長を支える新たな”外遊び” が求められているようです。