『忘年会』を勤務時間内に開催! お酒も提供・給与も支払い!! 副社長は取材に「従業員の参加率は100%」

今年も「忘年会」シーズンがやってきた。

なお、山陽不動産(広島県福山市)は、「忘年会」を従業員の勤務時間内に開催しているという。

給与も支払われるため、従業員の参加率も100%。

BIZNEWS365取材班は、副社長にその意図について聞いた。

とても参加したいが…

山陽不動産では、9年前より納涼会や社内行事は日中に開催してきたが、忘年会は夜に開催することもあったという。

しかし、夜に開催した際には「とても参加したいが、子供を預けて参加するのが大変なので参加は出来ない」という声。

また、「子供を一人、家で留守番をさせているので途中で退席させてほしい」という声があがった。

これらの声を聞き、経営者としても「従業員全員と1年間を振り返りながら美味しい食事をしたい」という主旨で開催しているにもかかわらず、参加できなかったり、不安な想いをしながら参加する従業員がいることに気付いた。

そこで、どのような形であれば誰もが参加しやすいのかを考えるようになったそうだ。

日中開催で参加率向上

結果として、忘年会についても日中の勤務時間内に開催し、誰もが参加しやすい環境を作ることに。

また、日中開催することによって、子育てや介護をしながら仕事をするスタッフも社内行事に参加しやすくなり、スタッフの参加率が向上した。

さらに、従業員同士のチーム力を高めるだけでなく、協力業者との連携をしやすい関係性を構築することが可能となった。

専用バスで会場へ

今年は、午前9時から11時まで通常業務を行い、11時から専用バスで会場に移動する。

午後1時~3時まで忘年会を開催し、その後施設に温泉があるため自由時間。

午後5時には、バスで帰社するか、もしくは現地解散も可能だという。

忘年会ではお酒も提供され、1次会後の2次会へは、従業員の半分程度が参加するそうだ。

なお、経営陣はそのまま帰宅。

飲食店にも良い影響

角田副社長は、BIZNEWS365の取材に「給与も支払われるため、忘年会の出席率は100%」と胸を張る。

また、「日中開催することで飲みに出る機会が減るのではなく、逆に2次会を含めると飲みに出る人が増えるので、飲食店にもより良い影響を与えていくと思う」と述べた。

関連記事

最新ニュース記事

  1. 「Be Smart Tokyo」中間DemoDay 2025開催 スタートアップが描くインクルーシブな未来

  2. 介護業界特化のAI学校『ホリエモンAI学校 介護校』が開校 「2040年に60万人不足」奪われたやりがいを取り戻し予防的ケアへ

  3. 2025年お歳暮商戦、価値観は「融合」へ。「意味」で選ばれるギフトに注目

  4. 物価高直撃!ふるさと納税が軒並み値上げで節税効果ダウンか

  5. AIショッピング代行に待った!アマゾンvs新興AI企業

  6. AirPodsが同時通訳デバイスに変身!ついに日本語対応

  7. 知られざる紅茶の健康・美容効果に注目、専門家が語る紅茶ポリフェノールの力とは

  8. Thinkings株式会社「sonar Connecter」の提供開始 最適最速の人材採用を目指す

  9. NTTドコモビジネス、社名変更後初CMで新戦略訴求 阿部サダヲと松たか子起用

  10. 離職率5%未満の会社が実践? 上司との対話と柔軟勤務が鍵

365AIニュースセンター最新記事

  1. 不登校からの復学へ!お子様の心を動かす7つのきっかけ

  2. 入学できないことも?「フリースクール入学拒否問題」の現実とその対処法

  3. フリースクール中学校・通信制高校生の卒業後の進路:進学以外の就職という選択肢

  4. 中学生の不登校、30万人突破 – 教育現場の危機と新たな希望

  5. 【専門家が伝える】不登校のお子様を持つ親御様の「心の荷」を軽くする5つのヒント

  6. 不登校脱出への道?フリースクールの魅力と注意点-親子で考える新たな一歩-

  7. Amazonが「プライムデー夏祭り」を六本木で開催!

  8. 甘いとうもろこしとフライドチキンの絶妙コンビ。夏限定!「もろこしチーズバーガー」新登場