共同通信社とソフトバンクは5月22日、AIモデル用データセットおよびAIサービスの開発に向けた業務提携契約を締結した。この提携により、日本を代表するジャーナリズム組織である共同通信の質の高いコンテンツと、ソフトバンクの生成AI技術を融合させる取り組みが本格化する。

※ソフトバンクプレスリリースより
両社は6月から共同開発を開始する予定である。共同通信はコンテンツの提供とシステム構築・サービス開発への協力を担い、ソフトバンクはシステム構築とサービス開発を主導する体制を構築した。
この提携の大きな特徴は、共同通信の高品質なジャーナリズムコンテンツの価値を守りながら、生成AI技術で活用する仕組みを実現する点にある。両社は国内のあらゆる業界での活用が見込まれる生成AI事業の健全な成長を促進させるモデルケースの創出を目指している。