Googleは2026年4月21日(現地時間)、自律型リサーチエージェント「Deep Research」と「Deep Research Max」の2種類をGemini APIの有料ティア向けにパブリックプレビューとして提供開始した。いずれも「Gemini 3.1 Pro」を基盤に構築されており、従来の要約中心の機能から金融・ライフサイエンス・市場調査などの業務に対応する本格的な調査基盤へと進化した。

2種類のエージェントは用途に応じて使い分けることができる。「Deep Research」は低遅延とコスト効率を重視し、対話型サービスへの組み込みを想定する。一方「Deep Research Max」は計算時間を拡張し、推論と検索を繰り返しながらレポートを精緻化する非同期型のバックグラウンド処理向けに設計されている。Deep Research Maxは複雑なWeb検索ベンチマーク「DeepSearchQA」で93.3%を達成した。
主な新機能として、外部データソースへのMCP(Model Context Protocol)接続、ネイティブなグラフ・インフォグラフィック生成、WebデータとプライベートデータをシングルAPIコールで組み合わせたマルチモーダルリサーチグラウンディング、そして中間推論ステップをリアルタイムで追跡できるストリーミング機能が追加された。
Google Sundar Pichai CEOは公式アカウントで「速度と効率性を求める場合はDeep Research、最高品質のコンテキスト収集と合成を求める場合はMaxを使用してほしい」と説明した。同エージェントはGeminiアプリ、NotebookLM、Google Search、Google Financeなど同社主要プロダクトと共通のインフラを利用する。
https://blog.google/innovation-and-ai/models-and-research/gemini-models/next-generation-gemini-deep-research/

