アドビは7月6日、企業のクリエイティブワークフローを自動化する「Adobe Firefly Graph エンタープライズ版」と、量産工程を支援する「Adobe Firefly Creative Production エンタープライズ版」の提供を開始した。

Firefly Graphは、AIを活用したワークフローを設計するビジュアルキャンバスである。Photoshopなど既存の編集技術と、Fireflyをはじめとする生成AIモデルを一つの統制されたワークフローに統合し、300種類以上のノードを組み合わせて制作プロセスを構築・共有できる。
Creative Productionには新機能「Workflow Builder」を搭載する。GoogleやOpenAIなど他社の生成AIモデルもワークフロー内で横断的に利用でき、Frame.ioと連携してレビューから承認までを一気通貫で処理する。一つの商品画像から多言語版など数千点規模のコンテンツを自動生成することも可能とする。
背景には、コンテンツ制作需要が2024年からの2年間で5倍に拡大した一方、著作権侵害や情報漏洩への懸念から社外向け活用は約2割にとどまる現状がある。あわせて、公開前に顧客の反応を予測する「Adobe Brand Intelligence」のシミュレート機能も追加した。

