MKタクシーが新たな一歩を踏み出します。2024年3月23日、京都市南区に本社を構えるエムケイ株式会社(以下、MK)は、トヨタ自動車の最先端技術を駆使した水素燃料電池車「クラウンFCEV」を、日本で初めてハイヤー車両として導入します。
「クラウンFCEV」は、水素をエネルギー源とし、車両前方に搭載された燃料電池で発電しながら走行する革新的な車です。その特徴は、走行中に排出されるのが水蒸気のみであること。これにより、MKは環境にやさしい運輸サービスの提供を目指します。1回の水素充填で約820kmの長距離走行が可能で、利便性と環境保全の両立を実現しています。
MKは、「2030年までに全車ZEV化」を目指しており、これまで電気自動車(EV)を中心に取り組んできましたが、FCEVの導入により、その目標達成に向けてさらなる加速が期待されます。
車内は上質な空間が広がり、静粛性に優れた快適な乗り心地を提供します。電動リクライニング機能や、リクライニングサポート機能により、乗り降りが容易でリラックスできる環境を実現。プライバシーを保護するサンシェードや、USB-Cソケット、AC給電ソケットなど、利便性を高める設備も整っています。
料金は1時間14,800円から。MKタクシーは、この新しい取り組みを通じて、脱炭素社会への貢献と、お客様に高品質なサービスを提供し続けることを約束します。MKの挑戦は、環境保全という大きな目標に向かって、まだまだ続きます。