株式会社ドコモ・バイクシェアは、特定小型原動機付自転車の新型電動モビリティを導入すると発表した。ドコモ・バイクシェアは2011年のサービス開始以来、電動アシスト付き自転車を中心としたシェアリングサービスを展開してきた。
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車両は、運転免許を保有する利用者向けに設計されており、歩道走行が可能となる特例モード(時速6km/h)を非搭載とすることで、歩行者や自動車との調和を重視している。また、実証実験を2025年春に開始し、安全性の検証を進めながら本格導入を目指す。
車両スペックとサービス展開
新型電動モビリティは、中国の電動二輪メーカー「YADEA」製。
寸法:全長1,550mm × 全幅590mm × ハンドル高さ1,160mm
重量:28.6kg
耐荷重:120kg
最高速度:20km/h(1モードのみ)
サービス提供エリアや正式導入時期については、今後の発表を待つ必要がある。
ドコモ・バイクシェアは、環境に優しい移動手段を提供することで、持続可能な都市づくりに貢献することをミッションとして掲げている。本取り組みは、NTTグループのGX(Green Transformation)ソリューションブランド「NTT G×Inno」の一環として実施され、カーボンニュートラルの実現を目指している。