株式会社アンティルは1日、AI技術を活用した広報DXサービス「PRai(プレイ)」の提供を開始した。本サービスは、情報価値の定量評価からプレスリリース作成・配信・効果測定までを一括支援することで、本質的かつ生産性の高いPR活動を低コストで実装する仕組み。

「PRai」には、20年以上のPRコンサルティング知見を基に開発した独自のPRフレームワーク「7Dメソッド」が搭載される。7つの要素から発信情報のソーシャルバリューを客観評価することで、属人的判断に頼らないPR戦略を可能にする点が特徴。影響規模や速報性だけでなく、共感性や物語性といった要素も数値化し、情報の切り口に自信を持てない担当者や一人広報体制の企業にも効果を発揮する。

また、メディアリレーション資産化ツール「PRコックピット」と連携することで、メディアリストへの配信、開封確認、掲載記事のタグ付け、リレーション管理まで一元管理が可能。これにより、作成から配信、効果測定、改善までのPDCAサイクルを効率化する。
提供価格は月額39万円(税別、3ヶ月〜)。月2本までのプレスリリース自動生成、メディアリスト提供、WEB掲載記事収集、メール開封率やヒートマップによる効果検証レポートが含まれる。今後は「7Dソーシャルバリュー診断チャットbot」も導入予定。
アンティルは、「PRai」により専任広報担当不在企業や経営者兼任広報体制のスタートアップでも、高品質で成果に繋がるPR活動が可能になると説明。AI技術進化に伴う機能アップデートや最適化技術(AIO)も随時反映し、広報DX推進とクライアント企業の事業成長にサポートしていく。