「‟もったいない”をおいしく食べる」未利用魚を活用した地産地消メニューの提供開始

大和ハウスグループの大和ハウスリアルティマネジメント株式会社が経営する「レストラン サンクシェール」(和歌山県和歌山市、モンティグレ内)は、2023年10月1日から12月31日まで未利用魚を活用したランチメニューを提供する。

未利用魚を活用したランチメニュー

株式会社クラダシが連携協定を締結している和歌山県西牟婁郡すさみ町で漁獲される未利用魚が活用される。

株式会社スープストックトーキョーが運営する「100本のスプーン」がレシピを開発し、「レストラン サンクシェール」にて提供されるメニューだ。

取り組みの背景

漁業を基幹産業の一つとするすさみ町では、漁師の高齢化などにより、すさみ町の伝統漁法「ケンケン漁」(※1)の継承や漁獲量の減少が課題となっている。

※1「ケンケン漁」とは、船の上から疑似魚を利用して魚を釣り上げる漁法のこと。

また、市場価値が高いカツオやマグロに混ざって漁獲される地魚の中には、「小さい」「大きい」「扱いが難しい」「採算が合わない」などの理由で市場価値が低いため、調理可能にも関わらず廃棄される魚もある。

そのような中、フードロス削減と漁師の収入向上を目指すため、食卓に出回らない未利用魚を活用したランチメニューを提供することで、地産地消の取り組みを進めていく。

提供メニュー(ランチのみの提供)

①「もったいないをおいしく食べる」

和歌山県すさみ町産 オキザワラのムニエル

セットメニュー価格:1,500円(税込)

②「もったいないをおいしく食べる」

和歌山県すさみ町産 オキザワラのロースト

セットメニュー価格:1,500円(税込)

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