株式会社OneAIは2026年3月12日、生成AIを活用したAI接客ライバーサービス「OneLive」の提供を開始した。同サービスはショート動画形式のAIアバターが顧客対応を行い、企業のWebサイトやLPに実装することでコンバージョン率(CVR)の向上を支援する。
OneLiveの最大の特徴は、モデル費・撮影費ゼロでAI接客ライバーを導入できる点だ。生成AIによってアバターのデザインと音声を自動生成するため、従来の動画制作に伴うコストを大幅に削減できる。また、撮影工程が不要なため修正・改善を最短当日に反映できる。

OneLiveにはOneAI独自の「グラフ構造化技術」が実装されている。これはクリエイティブ要素や応対データを多層的なグラフ構造として定義し、成約率や満足度の最大化といったビジネス上の目的関数に基づいてAIの挙動を精密に制御・最適化する技術アプローチで、関連特許も取得済みだ。同技術はNTTスマートコネクトとのAIライバー実証実験でも中核技術として採用されており、大手インフラ企業からも高い評価を得ている。
サービス提供の背景には、テキストベースのチャットボット市場の飽和がある。OneAIはチャットボット「ChiChat」を国内外230社以上に導入してきたが、「無機質」「解決プロセスが退屈」といった定性的課題と利用率の飽和という定量的課題に直面していた。一方でTikTokやInstagramリールに代表される縦型ショート動画の普及により、消費者のコミュニケーションスタイルは動的な情報収集へとシフトしている。OneLiveはこの潮流をビジネス領域へ転用したサービスと位置付けられる。
今後はAIエージェントによる双方向コミュニケーション機能の実装も2026年中に予定されており、ユーザーの質問に応答しながら購買までをサポートするAI接客エージェント機能が追加される見込みだ。

