一般社団法人発酵性食物繊維普及プロジェクトは、5月18日の「発酵性食物繊維普及の日」に合わせ、5月16日~6月14日の期間、都内にある複合施設「HOME/WORK VILLAGE」で「KINNOE518(ファイバー)フェス」を開催。発酵性食物繊維への正しい理解と毎日の摂取を呼び掛けた。
発酵性食物繊維とは、善玉菌など腸内細菌のエサとなり、腸内細菌の増殖をサポートする食物繊維を指す。同プロジェクトは、発酵性食物繊維の大切さを広め、健康的な食生活を支援することを目的に設立され、株式会社Mizkanなど企業・団体16組織、アカデミア4団体と連携し、啓発活動を展開している。

会場には、日本初の発酵性食物繊維専門店「KINNOE(キンノエ)」が出店するほか、館内の飲食店では、「518コラボメニュー」として発酵性食物繊維が摂れる料理が登場した。

5月16、17日には、料理人・料理研究家・管理栄養士の柴田真希氏が、発酵性食物繊維を摂れる給食を食べながら学べるミニ授業「集まれ!腸学1年生」を実施した。

柴田氏は「消化も吸収もされないものが食物繊維。人間の体にとって不要に思われるかもしれませんが、善玉菌のエサになってくれます。善玉菌が食物繊維を食べて腸内で発酵すると、健康や美容に良い成分“短鎖脂肪酸”というものが作られます」と説明。
「基礎代謝をアップしてくれたり、交感神経活動を高めてエネルギー消費を促進してくれたりと、ダイエットにも期待できます」と述べた。発酵性食物繊維は、そばや中華麺、発酵玄米、全粒小麦パンなど主食となる穀類に多く含まれている。「糖質オフはもう古い。穀物は1食で量をたくさん摂れるので、穀類をしっかりと食べて、白米ではなく発酵玄米に変えるなど質を変えることが大事」だと語った。
また、一つの食材だけでなくさまざまな食材から摂取し、発酵食品と一緒に摂取することで相乗効果が期待できるという。授業内で提供された給食には、発酵性食物繊維が約10g含まれた「根菜のミートソーススパゲッティ」をはじめ、「きなこクリームパン」「ツナのカレー風味トルティーヤ」「ブロッコリーとわかめのサラダ」がラインナップ。味噌やチーズなどの発酵食品も使われた穀類メインの料理が紹介された。授業の最後に柴田氏は「1日当たり発酵性食物繊維を3g摂ることを目指してみてください」と呼び掛けた。


