スポットワークサービス大手のタイミーが2026年3月12日に発表した2026年4月期第1四半期決算(2025年11月〜2026年1月)において、同社はAIによる事業への影響について公式見解を示した。

タイミーは決算説明資料の中で、「掲載される求人のほぼ全てはソフトウェアAIによる直接的な代替が困難な現場作業が必要な業務」と明記し、AIの普及が同社事業に与える影響は「極めて限定的」と説明した。実際に、AIの普及によって2050年に人手が余ると予想される職種(第一生命経済研究所調べ)がタイミー求人に占める割合は約1%にとどまると分析している。
一方で、同社は「フィジカルAI」の動向については注視する姿勢を示した。人型ロボットや自動運転などに用いられるフィジカルAIに対しては、スポットワークを通じて得た業務マニュアル作成の知見や作業現場のデータを蓄積し、その学習・導入に活用していく考えを示した。
財務面では、第1四半期の売上高が108億5000万円(前年同期比25.6%増)、営業利益が21億円(同49.2%増)、純利益が14億3000万円(同10.0%増)と増収増益を達成。これを受け、通期業績予想も上方修正した。修正後の通期予想は売上高205億300万円、営業利益37億4600万円、純利益27億5400万円となっている。

