株式会社セント・フォース、EDENA株式会社、イレブンラボジャパン合同会社の3社は、キャスターの声を活用した新たな音声体験プロジェクト「Voice Caster」を開始した。音声AI技術を活用し、キャスターの声を放送・ナレーション・イベント出演の枠を超えた多様な領域へ展開することを目指す。

本プロジェクトでは、セント・フォースが持つキャスターの声の信頼性、EDENAが担う個性化AIによる対話設計・体験デザイン、そしてイレブンラボの音声AI技術基盤を組み合わせる。音声生成にとどまらない「新しい音声体験モデルの社会実装」を目指し、対話体験、音声ガイド、学習支援、企業・自治体向け案内など幅広い用途を想定している。
第一弾として「ラシサイ(らしさAI)チャレンジ」の2企画が検討されている。一つは、キャスターが地元の神話・昔話を発掘してAI音声化する「ふるさと神話ボイス」。もう一つは、キャスター自身の声の「らしさ」を発見・命名し、AI音声として体験する「あなたらしさボイス」である。いずれも本人の許諾と用途管理のもとで運用される予定だ。
また本プロジェクトは、キャスターの声を「単発の出演・収録物」ではなく、継続的に活用可能な音声資産として設計する試みでもある。AI活用における再収録・移動負荷の効率化を図り、持続可能な音声資産の運用モデルを構築することも目標に掲げている。
3社は「Voice Caster」を通じて、キャスターの声が持つ信頼性・親和性・表現力を新たな形で社会へ広げていく方針だ。

