従業員のサイバーセキュリティ意識向上へ「Vade Japan」新サービス提供開始

Vade Japan株式会社が、2025年上半期から新しいサイバーセキュリティサービスの提供を開始する。「Security Awareness Service」と名付けられたこのサービスは、企業の従業員のセキュリティ意識を高めることを狙いとしている。

AIを活用した自動トレーニングシステム

新サービスの特徴は、人工知能(AI)を使った自動化されたトレーニングシステム。従業員は、実際の攻撃に近い疑似メールを受け取り、それに対する適切な対応を学ぶ。また、eラーニングを通じて、最新のサイバー攻撃の手口や対策方法を学習できる仕組み。

このシステムにより、企業は従業員一人一人を「人的なファイアウォール」として育成することが可能。サイバー攻撃の90%以上がメールを通じて行われる現状を踏まえ、従業員の意識向上が重要となっている。

企業のセキュリティレベルを可視化

さらに、このサービスは企業全体のセキュリティレベルを数値化する機能も備える。「Employee Security Index(ESI®)」と呼ばれるこの指標により、企業は自社の従業員のセキュリティ意識レベルを、業界全体と比較して把握することが可能に。

Vade Japan株式会社のカントリーマネージャー、伊藤利昭は「新サービスを通じて、日本企業のセキュリティ意識向上に貢献したい」と意気込みを語っている。

Vade Japanは、フランスに本社を置くVade社の日本法人。今年、ドイツのHornetsecurityグループに参画。Hornetsecurityは世界120カ国以上で事業を展開し、75,000社以上の顧客を持つグローバル企業。

関連記事

最新ニュース記事

  1. RSウイルス、乳児の重症化防ぐ新対策 妊娠中のワクチン接種に注目、専門家も期待

  2. 外国人就労者87%が満足も生活支援に課題 3人に1人は相談相手なしの孤立

  3. 物価高で安定志向?27卒エンジニア学生が選ぶ就職先ランキング発表

  4. PayPayがBinance Japan株40%取得

  5. メルカリ、悪質転売に本腰 対策強化へ

  6. AIがブラウザ操作!Googleの次世代エージェントGemini 2.5 Computer Use model

  7. 「AIに仕事を奪われる」高校生6割が不安!生き残りの鍵は学び方

  8. ChatGPT内で使えるアプリ機能が登場

  9. わずか8ヶ月で1万人超…2025年、大手企業の「黒字リストラ」が止まらない理由

  10. あなたの“買い物秘書”が誕生。OpenAIが仕掛ける『エージェントコマース』の衝撃

365AIニュースセンター最新記事

  1. 不登校からの復学へ!お子様の心を動かす7つのきっかけ

  2. 入学できないことも?「フリースクール入学拒否問題」の現実とその対処法

  3. フリースクール中学校・通信制高校生の卒業後の進路:進学以外の就職という選択肢

  4. 中学生の不登校、30万人突破 – 教育現場の危機と新たな希望

  5. 【専門家が伝える】不登校のお子様を持つ親御様の「心の荷」を軽くする5つのヒント

  6. 不登校脱出への道?フリースクールの魅力と注意点-親子で考える新たな一歩-

  7. Amazonが「プライムデー夏祭り」を六本木で開催!

  8. 甘いとうもろこしとフライドチキンの絶妙コンビ。夏限定!「もろこしチーズバーガー」新登場