農産物GHG排出の可視化サービス「Sustana-Agri」実証事業が始動

三井住友銀行(SMBC)が、気候変動対策の一環として、日本総合研究所と協力し農産物の温室効果ガス(GHG)排出量を計測し可視化するプロジェクト「Sustana-Agri(仮称)」の実証事業を発表しました。

世界的な気候変動に対処するため、日本政府は2050年までに温室効果ガスの排出ゼロを目指し、農林水産業のCO2排出ゼロ化を計画しています。SMBCは、企業のGHG排出量を可視化するクラウドサービス「Sustana(サスタナ)」を提供しており、このサービスの一環として「Sustana-Agri」の事業化を進めています。

「Sustana-Agri」は、農業分野でのGHG排出量削減の取り組みを評価し、環境への付加価値を向上させることを目指しています。具体的には、農産物の生産履歴データをもとに、GHG排出量を農産物ごとに計測・可視化し、食品企業や小売業者に提供。これにより、原材料調達におけるGHG排出量を正確に算定でき、農産物生産者の環境への貢献を適切に評価できるとのこと。

実証事業では、複数の産地の米が対象となり、食品企業や産地と協力してGHG排出量の計測・可視化を行い、SMBCは関係者からのフィードバックを受けながら「Sustana-Agri」の機能向上と追加機能の検討を進める予定とのこと。これにより、持続可能な農業の実現と、環境負荷の低減が推進されるようです。

関連記事

最新ニュース記事

  1. NTTデータがOpenAIと戦略提携「ChatGPT Enterprise」日本初導入で業務変革支援

  2. 楽天モバイル、低軌道衛星でのビデオ通話に成功

  3. AI導入で働き方が変化 大企業の9割がポジティブと回答

  4. 「話題のニュース」をAIが自動選出 Yahoo!ニュースが新機能「AIトピ」を本格始動

  5. Notion、AI活用の「Notionメール」公開 英語版で業務効率化を加速

  6. 日本の人口減少、過去最大の減少幅を記録 日本の人口問題が加速止まらぬ現実

  7. AIを学習して年収アップ!20代・60代に広がる新キャリア

  8. 発酵性食物繊維普及プロジェクトが発足 「食物繊維は、発酵性」の啓発を目指す

  9. Z世代の新常識、Instagramで商品発見 ー 検索で慎重比較!

  10. 【NTT東日本が生成AI参入】自治体・企業向けサービス開始

365AIニュースセンター最新記事

  1. 不登校からの復学へ!お子様の心を動かす7つのきっかけ

  2. 入学できないことも?「フリースクール入学拒否問題」の現実とその対処法

  3. フリースクール中学校・通信制高校生の卒業後の進路:進学以外の就職という選択肢

  4. 中学生の不登校、30万人突破 – 教育現場の危機と新たな希望

  5. 【専門家が伝える】不登校のお子様を持つ親御様の「心の荷」を軽くする5つのヒント

  6. 不登校脱出への道?フリースクールの魅力と注意点-親子で考える新たな一歩-

  7. Amazonが「プライムデー夏祭り」を六本木で開催!

  8. 甘いとうもろこしとフライドチキンの絶妙コンビ。夏限定!「もろこしチーズバーガー」新登場